火ノ丸相撲
もうすぐ放送開始であるけれど、田舎なので私はリアルタイムで見れないであろう「アニメ火ノ丸相撲」。
原作から改変されているであろう部分が多くありそうで、どうなるかハラハラしている。
ジャンプで第一話を読んで「めっちゃくちゃ面白い！けど今のジャンプ読者にあうのだろうか？すぐに終了は悲しい」なんて失礼なことを考えてしまったけれど、そんな心配はどこ吹く風での単行本２０巻突破のアニメ化である。
正直、単行本を発売日前に予約して購入したのは「SLAM DUNK」以来だった。
巻が進んでも面白さは衰えず、展開予想をいい意味で裏切られている。
アニメ化で原作に興味を持った人が増えて「火ノ丸相撲」の面白さをもっとたくさんの人に知って欲しい。
作者の川田先生の知名度がもっともっと上がって欲しい。
「王様ランキング」でもそうだけれど「火ノ丸相撲」にも絶対的な悪人が出てこない（ポッキー君は微妙だけど）
それがとても好き。あと私が好きな漫画でいうと「宇宙兄弟」もそれに当てはまる。
勧善懲悪ものもいいけれど、「あぁあ、皆が幸せになってほしい！！」と思えるのが好きである。
アニメで改変されまくりだとしたら、アニメ→原作だと戸惑わないだろうか。アニメもいい、原作もいいっていう皆が幸せになりますように。
本誌で私の一押しの「冴ノ山関」が少し出番が増えていてとても嬉しいです。
王様ランキング
少し前に発表された「次にくるマンガ大賞」にて３位になった、かんばまゆこ先生の「錦田警部警部はどろぼうがお好き」のネットでの盛り上がりからのノミネート→布教活動→３位→新装版発売決定の流れ。
すごくドラマチックで一傍観者として感動した。
好きなものに対して声を上げるのはとても重要なのだなと。マンガ大賞は「けいどろ」以外を気にしてなかったこともあり、知るのが遅くなってしまったけれどgoriemon先生の「王様ランキング」を読んだ。
ボッジ王子の成長物語なんだろうけれど、ほかの登場人物の描写も丁寧で、感動する部分も押しつけがましく感じずに素直に感動できる。
個人的にあからさまな「はーい！！ここで感動してください！」みたいな作者の意図が見え見えなのは苦手なんだけれど、「王様ランキング」にはそんな意図がないように思える。作者ではないのであくまで私がそう感じるだけだけれども。
今のところ「王様ランキング」には完全なる悪人が出てきていないし、完全なる善人もいない。そこが私がこの物語に一番魅力を覚える部分である。
早く単行本になって手元においておきたいなぁ。きっと近いうちに実現するだろう。
あと、一番好きなべビンさんの出番を待ち望んでいます
ゴールデンカムイ 15巻
私がゴールデンカムイを知ったのは、ラッコ鍋のパロ漫画からだったと思う。
面白そうだなと思いつつ、少しグロいらしいので読むまではいかなかった。
4月の始めにアニメ化記念でヤンジャンアプリで100話無料キャンペーンをしているのを知り、アプリをダウンロードして読んだ。
なぜこれまで読まなかったのだろうと後悔するほど面白かった。
勝手なイメージで日本に似た国の異世界ファンタジーコメディだと思っていたのに、きちんと取材に基づいたアイヌの歴史や風俗、リアルな野生動物の描写、キャラ達に魅せられた。
読み進めていくうちに、最推しは杉元かな～、いや尾形やセクシーマタギも捨てがたいと心の中で葛藤しつつ、運命の149話。
月島軍曹の過去編で月島ガールズに入隊、そして脱退(死)、復活してリビングデッド爆誕して今に至る。
15巻を読んだ単行本派の月島ガールズは果たして墓を建てるのか、甦ってくるのかとても気になる。
カレー沢薫先生も月島ガールズらしいので、どのような呟きがされるのか今からドキドキだ。
